2023_地域のお仕事_島根東部版_小学生
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この仕し事ごの魅み力りょくみ見たことあるかな?富ふ士じ酒しゅ造ぞう合ごう資し会がい社しゃURL酒さか米まい食しょく用よう米まい食たべるお米こめと、お酒さけをつくるお米こめはちがうもの?みなさんが食たべているお米こめは「食しょく用よう米まい」といって、お米こめ全ぜん体たいを食たべますが、お酒さけをつくる「酒さか米まい」は、一いっ般ぱん的てきにつぶが大おおきいのが特とくちょうです。おいしいお酒さけをつくるためにお米こめの周まわりをけずり、中なかの部ぶ分ぶんしか使つかいません。いなほも、食しょく用よう米まいよりは背せたけが高たかくのび、複ふく雑ざつな耕こう作さくの技ぎ術じゅつも必ひつ要ようです。ぼ母そ素微び生せい物ぶつ「酵こう母ぼ」がブドウ糖とうを発はっ酵こうさせる微び生せい物ぶつ「こうじ」が作つくり出だす酵こう素そがお米こめに含ふくまれる「デンプン」を分ぶん解かいしてブドウ糖とうにに日じ地いとき富ふ士じ酒しゅ造ぞうがつくっているお酒さけにはこんな種しゅ類るいがあるんだよ富ふ士じ酒しゅ造ぞうがつくっているお酒さけはたくさんの種しゅ類るいがあります。また、日に本ほん酒しゅをつくっている途と中ちゅうでできる「酒さけかす」は、料りょう理りにも使つかえるんですよ。出いず雲も地ち方ほうは日に本ほん酒しゅが初はじめてつくられた場ば所しょなんです日に本ほん酒しゅが初はじめてつくられたのは出いず雲も地ち方ほうだと言いわれていることを知しっていますか? 斐ひ伊い川かわの流ながれを大だい蛇じゃにたとえてつくられたとされる『八やまた岐のオロチ』という古ふるい話はなしにも、日に本ほん酒しゅのことが書かかれています。また、出いず雲も大おお社やしろをはじめとする神じん社じゃの行ぎょう事じの多おおくに、日に本ほん酒しゅが使つかわれています。昔むかしから、日に本ほん酒しゅは日に本ほん人じんの生せい活かつの中なかで大たい切せつに使つかわれていたんですね。さけ酒かすは、はいしょく食に入こともあるよきゅう給っていた出雲市今市町1403TEL 0853-21-1510 FAX 0853-21-1584創業/1939年5月30日 従業員数/9人デンプンこう酵ほん本けっ結こん婚お米こめをお酒さけ(アルコール)に変かえるためには、微び生せい物ぶつ(菌きん)がかかせません。特とくに日に本ほん酒しゅでは、2種しゅ類るいの微び生せい物ぶつが必ひつ要ようです。これは、世せ界かいでもめずらしいつくりかたなんです。とう糖しゅ酒しょう焼しき式さいちん祭ちゅうこう酵しん新ちく築かい・開てん店いわなどのお祝リキュールさけ酒かがみ鏡びら開かすけずられた酒さか米まいアルコールに!https://www.izumofuji.com17お米こめからアルコールに変かえるのは、これ!わたしたちは、「日に本ほん酒しゅ発はっしょうの地ちでつくる」ことにほこりを感かんじ、この出いず雲もの地ちで、わたしたちにしかつくれないものをつくろうと、がんばっています。だからこそ、目めで見みて耳みみで聞きいて手てで感かんじて口くちで味あじわう、人ひとの感かん覚かくを研とぎすませる手てづくりの方ほう法ほうを続つづけています。

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